Appleが利用環境に応じてビットレートを変えるアダプティブ・ストリーミング(Adaptive Streaming)用のフォーマットを開発

イギリスのガーディアンが、Appleが利用環境に応じてビットレートを変えるアダプティブ・ストリーミング(Adaptive Streaming)用のフォーマットを開発していると報じています。

新しいフォーマットはiCloudのiTunes Matchで提供されます。それによって高音質の楽曲ファイル提供を願ってスティーブ・ジョブズに掛け合ったニール・ヤングの思いが。ある程度現実のものとなるかもしれません。
新しいフォーマットでは、Wi-Fi環境では楽曲ファイルは高音質で提供されますが、3G環境では、低品質なファイルが提供されるというようなアダプティブ・ストリーミング方式です。

すでにAppleは利用環境によって帯域幅を変更する新フォーマットのオーディオファイルの製作準備をロンドンのスタジオに依頼しているとの情報があります。

この新しいストリーミング技術は3月7日に開催が噂されているiPad 3の発表イベントの際にお披露目される可能性があります。

ニール・ヤングはMP3で提供される楽曲は元の音源の5%でしかないとして、より高音質での音楽配信を望んでいたとされています。AppleはすでにiTunesストアで256kbpsの楽曲配信を始めていますし、Mastered for iTunesというサービスでは、より高品質の音楽が楽しめるよう新しくマスタリングを行なった楽曲ファイルを提供しています。

Last Updated on 2016年11月12日 by Editor

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