The Wall Street Journalが、ドナルド・トランプ米大統領に対して7月25日(米時間)に行ったインタビューにおいて、Appleのティム・クックCEOが、米国内の3カ所に大型工場(プラント)を建設すると約束したことを明らかにしました。
かねてから、トランプ大統領は米国や外国のメーカーに対して、雇用拡大のためアメリカ国内での生産を求めていましたが、比較的トランプ政権とは距離があると見られていたAppleの素早い対応は注目されています。
なお、工場の建設場所や何を製造するのかは不明ですが、Appleは現在、高級機種のMac Proを米国内の向上で生産しているため、今後発売されるハイスペックのiMac Proの生産が考えられます。
iPhoneなどのマスプロダクションを必要とするコンシューマー製品は、コスト及び人員やサプライヤーの関係でアメリカ国内での生産は不可能でしょうが、あまり生産量の多くない製品や最先端のコンポーネントであれば米国内での生産が可能だと思われます。
ひょっとすると完成品ではなく、Appleが独自に開発しているCPUやGPUの生産が行われるのかもしれません。
Last Updated on 2017年10月1日 by Editor
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