教授であり暗号学者であるマシュー・グリーン氏のレポートでは、Appleがユーザーの閲覧データを中国の会社Tencentと共有することについて懸念が提起されました。
AppleはGoogleを使用してセーフブラウジングサービスを提供していますが、iOS 13およびmacOS Catalinaでは、中国の規制に準拠するためにTencentを使用し始めました。
Safari Fraudulent Website Warningを使用してユーザーのプライバシーを保護し、データを保護します。SafariFraudulent Website Warningは、本質的に悪意のあるWebサイトにフラグを立てるセキュリティ機能です。この機能を有効にすると、SafariはWebサイトのURLを既知のWebサイトのリストと照合し、ユーザーがアクセスしているURLがフィッシングなどの不正行為の疑いがある場合に警告を表示します。
このタスクを実行するために、Safariは悪意のあるWebサイトのリストをGoogleから受け取り、地域コードが中国本土に設定されているデバイスの場合、Tencentからリストを受け取ります。
要するに中国国内の人のみ中国のTencentが利用されるとのことで、それ以外のユーザは、中国国内へデータは送信されないと言うことです。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2019年10月15日 by Editor
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