Canonの子会社「キヤノントッキ」の有機EL製造装置がiPhone 8量産の鍵を握る

%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%95%e3%82%9a%e3%83%ab%e3%81%ae%e6%9c%89%e6%a9%9f%ef%bd%85%ef%bd%8c%e6%81%a9%e6%81%b5%e3%80%81%e6%96%b0%e6%bd%9f%e3%81%ae%e3%82%ad%e3%83%a4%e3%83%8e%e3%83%b3%e5%ad%90%e4%bc%9a

Bloombergによると、新潟にあるCanonの子会社「キヤノントッキ」の有機EL製造装置が、現在の有機ELディスプレイ製造には欠かせないため、各国のディスプレイメーカーからの注文が相次いでいるとのことです。

キヤノントッキの会長兼最高経営責任者(CEO)の津上晃寿氏は、「需要は3年は続く」と津上氏は話し、「当社の生産キャパシティーが問題で納入ができない状況は、早く解消するよう来年も増強を進めていく」と述べています。

「有機ELを製造する際には、真空の中で発光体の膜を基板に蒸着させる必要がある。キヤノントッキの製造装置は真空状態の中で大量のパネルを一度に処理することができ、高精細度や生産性でも優れている。大きさは幅約20メートル、高さ約10メートル、奥行きは百数十メートルにもなる。」(via Bloomberg

Appleは、2018年発売のiPhoneの少なくとも1つのモデルに有機ELディスプレイを採用すると予想されています。現在、予想されている供給元はSamsung電子だけですが、この1社では供給を充分に満たせない可能性があります。

今後、LG電子、ジャパンディスプレイ、シャープなどが量産体制を整えるものと思われますが、どの程度供給できるかは不透明です。

Last Updated on 2016年12月22日 by Editor

※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です