中国語の経済日報によると、OLEDディスプレイ搭載のiPhone 8の3Dタッチモジュールは、iPhone 7よりも150%もコストが増すとのことです。
タッチパネルのメーカーであるTPKは、既存のiPhoneの3Dタッチパネルのユニット当たり費用は7ドルから9ドルを請求していますが、新モデルでは18ドルから22ドルになるということです。
価格上昇の理由は、価格の上昇はLCDスクリーンとは異なり、OLEDディスプレイでは、OLEDパネルを強化するために、パネルの前面と背面の両方に別個の保護ガラス接着が必要となるからです。
しかし、通常、OLEDベースの3Dタッチコンポーネントのコストは、LCDベースよりも50%増加すると言われていますが、150%も増加するというのは、AppleのサプライヤとしてTPKの立場が強いと言うことがあるのかもしれません。
5月中旬、ゴールドマン・サックスのアナリストであるSimona Jankowski氏は、iPhone 8の128GBモデルが999ドル(約113,000円)、256GBで1,099ドル(約124,500円)と高額になることを予想しています。
また、4月にUBSのアナリスト、スティーブンミルノビッチ氏は、iPhone 8の価格について、64GBモデルは850ドル〜900ドル(約94,000円〜約99,800円)、256GBモデルは950ドル〜1,000ドル(約105,200円〜約110,700円)と予測しています。
もともとiPhoneの価格はAndroid端末に比べると高いので、iPhone 7s Plus(256GBモデル)の107,800円(税別)に比較すると、OLEDディスプレイとワイヤレス充電搭載のiPhone 8の価格は、それほど値上げされたとは言えない気もします。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年10月1日 by Editor
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