社外での講演会、社内の研修会、グループセミナーなど、案外、人前で話しをする機会が多い人はたくさんいます。
最近では、人前で話すときにPowerPointやKeynoteなどのプレゼンツールを利用して、スクリーンを中心として話しをする人が大半です。しかし、本当に聴衆の人々に自分の思いや存在感を伝えようとすると、それらのツールは帰って邪魔になることがあります。
(もちろん、データを中心に話しを売るときは別ですが)
あなたが、何かを伝えたい人前で話しをする際の10のポイントは、次の通りです。少しでも活用できる部分があれば、幸いです
①演台はいらない。
リスナーとあなたを遮る演台は不要です。
話しをする部屋には、真ん中の通路があり、そこを歩き始めると、リスナーのエネルギーを感じますし、自分のエネルギーを相手に伝えることができますが、リスナーの中に入っていくタイミングは、とても重要な瞬間です。
②自発性を受け入れる
原稿でアウトラインを決めておくのは良いですが、原稿を単に読むのは最悪です。アウトラインに沿って、話しているときでも、必要を感じたら、内部から湧き上がる自発性を信じて話をしましょう。
④聴衆は、あなたの成功を望んでいることを忘れない。
リスナーは、少しでも有意義な時間を過ぎ沿いたいと思っています。
あなたが、その気持ちを理解して期待に応えるならば、リスナーは、あなたを応援するでしょう。
そのためには、話しを始める最初にアイスブレイク的な話しを入れて、リスナーをリラックスさせることも考えてください。
⑤ユーモアや冗談を恐れない。
リスナーに対して、ユーモアや冗談的な話しをするのは、とても勇気がいることです。しかし、思い出してください。心に残る講演会では、スピーカーが上手に冗談を入れながら、話しをしていました。そうすると話しがとてもパワフルになります。失敗を恐れないでください。
⑥スライドは必要ない。どうしても使用する場合は、スライドのコピーは終わってから配布する。
講演の前にスライドのハード コピーを聴衆に配布すると、あなたの話にリスナーは集中できず、資料に注目してしまいます。
どうしてもスライドを使う場合は、話が終わってから、スライド資料を配布しましょう。
⑦自分の奔放さを活用する。
ミュージシャンは、ステージ上で自由奔放に振る舞っています。あなたはスピーカーとして、緊張し、話しや動作を抑制しがちです。
もっと、自分の中の奔放さを表に出して、リスナーに印象づけるべきです。
そうすれば、リスナーは何年もあなたのことを覚えています。
⑧リスナーにロードマップを提供する。
リスナーは、多くの場合、あなたの話の何が重要かを判断できません。
あなたがリスナーに真剣に受け止めてほしいことがある場合「次に言うことをよく聞いてほしい」と率直に伝えてください。
また、最後のポイントの前にリスナーに向けて「これが今日の最後のポイントです」と明示するとリスナーは、安心して今日の話のまとめを聞くことができます。
⑨他のスピーカーのテクニックを盗む。
熟練した演説者に会うときはいつでも、すべての言葉、身振り、ニュアンスに注意を払います。そして、何かがうまくいくと、あなたはそれを自分で使ってみます。
スピーカーにも、それぞれのスタイルがあり、自分で使えると思ったら、遠慮なくその手法を頂きましょう。
⑩自分がロックスターになる。
人前で話すことは、ロックスターがステージで音楽を演奏するのと同じです。
あなたは、ステージの上のスターであり、堂々とあなたの持ち味をリスナーに伝え、ロックスターと同じようにその時間を楽しみましょう。
以上が、講演やセミナーでリスナーに話すための心構えやコツです。
これらポイントは一つの参考でしかありません。あなたは、経験を積んで、自分のスタイルを完成させください。
しかし、忘れてはならないのは、ロックスターのステージのようにマンネリ化しないようにいつも新しいことを取り入れる勇気を忘れないようにしましょう。
参考:The Honest Broker(My 10 Rules for Public Speaking)
Last Updated on 2022年8月13日 by Editor
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