【ライフスタイル】「成功」マインドにはまらない、肩に力が入らない生活

世の中にあふれている自己啓発本。投資でお金持ちになる方法やビジネスマインドを向上させるなど様々だ。これらの本を読んでいると、多くがアドレナリンを発するような内容で、お金持ちになることが「成功」だと説いている物がほとんどだ。だが「成功」を目指すことには大きな危険をはらんでいる。

自己啓発本で一番危険な部類は「成功」をキーワードにしている本だ。

「成功」するためには、抜本的にこれまでの誤った考え方を治すべきっだ。
「成功」するためには、こういうマインドセットで生活を送るべきだ。
「成功」するためには、「成功」を引き寄せなければならない。
「成功」は。苦労しなくても考え方さえ変えれば、向こうからやってくる。
「成功」は、この本にすべ得手が書いてあるが、セミナーに参加すればもっと効果的だ。

このように「成功」することを目的とした本に欠如しているのは、その人なりのストーリーを作るためのハウツーだ。
「成功」の本は、特に経済的に成功した人が書くから売れるのは当然のことだ。誰も失敗だらけの人が執筆した本を買うわけがない。

だから「成功本」には、成功者のストーリーが書いているが、その成功は、その人独自の成功であって、そのほかの人に適用できるケースは少ない。だから、「成功本」は、成功するためのマインドセットや意気込みを解き、その味付けに著者の成功談を挿入するパターンに陥りやすい。

このような「成功本」は、1冊読めば十分だが、成功したい人、すなわち豊かになりたい人は、同じ著者の本を何回も購入する。これで「成功本」を書いた人は。著書やセミナーでどんどん裕福になっていく。
しかし、セミナーに参加しても私たち、それぞれに独自の成功パターンを師事してはくれない。本当に読者やセミナー参加者が知りたいのは、そこなのだが、セミナーの終わりには、DVDや新たな著書を購入させられるのがお決まりのパターンだ。

だから「成功本」は、お勧めしない。それよりも、過去の成功者(有名人)の伝記を読んだ方が、少なくとも教養がついて損はしない。

実は私の周りにも、若い時から成功を目指して「成功本」と「成功セミナー」にはまっている人がいた。その人は、成功を目指し続けていたが、今でも成功とは程遠いところにいる。

理由は、多くの成功は、ある特定の分野でキャリアを積み上げて、人脈を作りながら成功していくという基本的な成功パターンを無視しているからだ。ある特定の分野で成功すれば、人脈が飛躍的に広がり、他分野に事業展開しても成功することができる。

あえてそれほど成功していない自分から言うのもなんだが、成功するためには、最低1つの分野で10年頑張らなければ、その分野のノウハウや人脈は手に入れることはできないだろう。

やはり石の上にも3年、いや10年だ。それも肩に力を入れずに自然体で努力することが重要だ。結果は後から就いてくるくらいの個々持ちでいたほうが気が楽だ。

Last Updated on 2022年7月20日 by Editor

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