対韓規制強化を織り込み済みのApple!?

現在、日本で売れ筋のiPhoneは、LED(ジャパンディスプレイ製)のiPhone XRです。高価でOLEDディスプレイを搭載したiPhone XSシリーズは、敬遠されています。今回の規制強化で影響を受けるのは、高価なiPhone XSシリーズです。

さて、日本が韓国をホワイト国から排除することによって、韓国へのハイテク素材がスムーズに輸出できなくなり、Samsung、LG、SKハイニックスといった大手企業が影響を受けるようです。

今回の規制強化で、Appleが影響を受ける可能性があるのが、iPhone XSシリーズのOLEDディスプレイです。
フラッシュメモリは、東芝が供給し、DRAMも米マイクロンなので、ほとんど影響ありません。

それでSamsungのOLEDディスプレイを代替できるのかという問題が出て来ます。
Appleは、それをジャパンディスプレイに期待していると思われます。それを裏付けるようにAppleは、先日、ジャパンディスプレイへの金融支援を決定したと報じられています。

そのため、ジャパンディスプレイは、すでにOLEDディスプレイの技術を確立しており、早急に生産体制を整える必要があります。

おそらく、Appleは、日本の規制強化を米政府を通じて、早くから把握しているため、沈黙を保っていると予想されます。

また、韓国への規制強化と期を一にするようにエルピーダメモリを買収した米マイクロンの国内工場が広島での拡張工事が完了しました。これによりマイクロンは、次世代DRAMの生産を強化できます。

もしこの規制強化が続けば、Appleが、この秋、発売するiPhone生産に影響が出るかもしれませんが、それは短期的なものです。
Appleには、十分な内部留保資金があり、この秋発売のiPhoneの生産が遅れたところで、打撃は大きなものでありません。

まずは、iPhone XRの後継モデルや、iPhone SEの後継モデルを先行発売してしのげば、たいして新鮮味のないiPhone XSの後継モデルは、1年スキップしてもよいかもしれません。