iPhone 8 / 8 PlusやiOS 11にアップデートしたiPhone 7 / 7 Plusの「カメラ」アプリでは、デフォルトの動画フォーマットが「HEVC(H.265)」コーデックになっています。
圧縮効率がよくこれまでのフォーマットに比べて早く半分のサイズですむのが大きな魅力ですが、Final Cut Pro Xでの編集を必要としている人は、Final Cut Pro X(バージョン 10.3.4)にそのままのフォーマットでインポートすると動画が真っ暗に表示されて編集不可能です。
この場合、早めにiPhoneの設定を変更して、これまでのフォーマットに戻す必要があります。
方法は「設定」−>「カメラ」−>「フォーマット」で、「互換性優先」を選択すると、Final Cut Pro Xで編集できるフォーマットで撮影できます。
ただし、「写真」アプリ内に保存された画像フォーマット「HEIF」と、動画フォーマット「HEVC」は、デフォルトでは、画像は「JPEG」、動画も「H.264」に変換し転送されるとのことですから、「写真」アプリ経由で利用する場合は問題ありません。
確認方法は「設定」ー>「写真」ー>「MACまたはPCに転送」が「自動」に設定されていることで、この場合、画像フォーマットを「JPEG」に、動画フォーマットを「H.264」に変換して転送してくれます。デフォルトは自動になっています。
Appleが、iOS 11とmacOS High Sierraの公開にあわせて、Final Cut Pro Xを新コーデック対応にアップデートしなかったのは、開発に何らかの遅れが出ているためと思われます。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2017年9月29日 by Editor
関連記事をどうぞ!
※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)