DIGITIMESによるとHTCやソニー、モトローラなどの主要なスマートフォンメーカーは、Appleの成功を受けて、スマートフォンの販売戦略を転換しようとしているとのことです。
背景にはスマートフォンメーカーが多くのモデルをリリースするあまり、マーケティングにおける各機種のアピール度が下がっていることがあります。今後、Appleのように少数モデルに集中してアピールする戦略に転換するのではないかということです。
例えば、Appleは2011年に新発売したiPhoneはiPhone 4Sのみでした。(ただし、ラインナップを揃えるため、旧機種のiPhone 4、iPhone 3GSを低価格版iPhoneと位置づけて、そのまま販売しています。)
このAppleの戦略は、すでにSamsungが真似をし、Galaxy S販売に資源を集中し成功を収めています。当然、他のメーカーもそれらの成功を指をくわえて見ているはずがありません。
このような戦略変更が行われれば、一番影響を受けるのはデバイスの設計と製造を請け負っているODMメーカーです。各メーカーは戦々恐々として、スマートフォンメーカーの出方を伺っているに違いありません。
Last Updated on 2015年5月18日 by Editor
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