Casaが、Appleのデザイン史「Designed by Apple in California」の発売を記念して、Appleのデザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏にインタビューを行っています。その動画を独占公開しています。
ジョナサン・アイブ氏のメッセージ内容は以下の通りです。
私たちは小さなデザインチームです。
20年から25年くらい一緒に仕事をしてきました
その中で学んだ一つが耳を傾けることの大切さです
なぜならご存じの通り最良のアイデアは一番小さな声から産まれることが多いからです
アイデアは極めて繊細です
いつ、どれだけのアイデアが生まれるのかを予測することはできません
だから、長い年月をかけて優れたアイデアを生み出す可能性を確実に高められるチームと環境を作ることに注力してきました
実際に良いアイデアが生まれたらそれを育める環境です
私たちのデザインスタジオは、まさに工房です
3Dのオブジェクトをデザインして実際の模型やプロトタイプを作ります
デザインと製造は一体であるべきです
みなさんの目にする製品のすべてに対して
ツールを設計し製作工程を産みだし、実験を重ねることが必要です
私たちは、これらの要素のすべてを一つにしたスタジオを作る努力を続けてきました
このチームの良さは、研究熱心で実に多くの問いを投げかけることです
常に集中してコツコツと作業することを
心がけています
実現を妨げる理由があってもある意味、そのすべてを無視します
この本にはそれぞれの時点での驚くべき変遷と実に衝撃的な変化が記録されています
製品が作られた道のりを理解すればその製品の本質をもっとよく理解できるでしょう
この本が伝える数えきれないほどの物語から
その時の勢いや私たちが学んだことがわかります
当然ですが、デザインナーは未来に生きています
それは、これまで作ったものに興味がないという意味ではありません
まだ生みだしていないものに夢中なだけなのです
スティーブ・ジョブズに捧げる
詳細なインタビューの内容はCasaをご覧ください。
Last Updated on 2017年9月7日 by Editor
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