Windowsだけでな macOSとLinuxでも利用できる Microsoft Edge Web ブラウザーが今週更新され、いくつかの新機能が追加されました。最新の更新により、Microsoft Edge ユーザーは、未知のWeb サイトでのWeb ブラウジングをより安全にする新しい拡張セキュリティモードを有効にできるようになりました。
今年の初め、Microsoft Edge 98 は、ユーザーの「追加の保護層」を有効にする新しいセキュリティ オプションを導入しました。これらのオプションが行うことは、JIT (Just-In-Time コンパイル) を無効にして、WebサイトやWebアプリがその場でコードをコンパイルするのを防ぐことです。
複数の Web サイトがJIT を使用してWeb ブラウジングのパフォーマンスを向上させていますが、この技術は悪意のある目的で使用される可能性があります。JITを無効にすると、ほとんどの Web サイトが期待どおりに機能しなくなります。
これが、Microsoft Edge 104が強化されたセキュリティモードに新しい “基本” レベルを追加する理由です。XDA 開発者が( Tecnoblog経由で)説明したように、拡張セキュリティモードの基本レベルを有効にすると、ユーザーが未知の Webサイトにアクセスしたときにのみセキュリティ対策が実行されます。
その結果、ユーザーはほとんどの Webサイト (少なくとも最も人気のある Webサイト) を問題なく閲覧できます。Microsoft Edgeは、人気のない、またはユーザーが頻繁にアクセスしないWeb サイトのJIT およびその他の機能のみを無効にします。
このオプションを使用すると、Microsoft Edgeはアクセスの少ないサイトに追加のセキュリティ保護を適用します。この機能により、Web で最も人気のあるサイトのユーザー エクスペリエンスが維持されます。
拡張セキュリティ モードはデフォルトで無効になっています。Microsoft Edge のプライバシー、検索、およびサービスの設定に移動して有効にすることができます。方法はアドレスバーの一番右の「・・・」メニューをクリックし「設定」−>「プライバシー、検索、サービス」を選択します。デフォルトでは、「バランス」になっていて、「基本」は、より緩く、「厳重」は、セキュリティを厳重にします。
Microsoft Edge 104に追加されたもう1つの新機能は、Chromeがコンピューターにインストールされていない場合でも、Google ChromeからEdge にデータを簡単にインポートできるオプションです。Google アカウントにログインするだけで、Microsoft Edge がクラウドからすべてのデータをダウンロードできるようになります。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2022年8月9日 by Editor
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