サイバーセキュリティ・スタッフの多くが燃え尽き症候群に!


画像ソース:Getty/PeopleImages

サイバーセキュリティのスタッフは燃え尽きてストレスを感じており、多くの人が仕事を辞めることを考えています。VMwareの米国内の調査によると、サイバーセキュリティ・インシデント対応者の47% が、過去12 か月間に燃え尽き症候群または極度のストレスを経験したと述べています。

前年の51%と比べるとわずかに減少していますが、サイバーセキュリティで働くストレスが仕事を辞めることを考えさせたと言う人の割合がわずかに増加しています。

仕事を辞めたいと思う人は69%で、2021年の 65% と比較して、ストレスと燃え尽き症候群が原因で自分の立場を考えるようになったと述べています。

サイバーセキュリティ・スタッフは、サイバー犯罪者、ランサムウェアギャング、さらには国家が支援するハッキングによってもたらされる脅威を常に把握しておく必要があるだけでなく、ユーザーが安全を維持するために必要な適切なツールを備えていることを確認する必要もあります。

それに加えて、セキュリティの脆弱性を管理するという課題もあります。特に、重大な新しいゼロデイ エクスプロイトが出現し、ハッカーによって使用される場合は特にそうです。調査によると、回答者の 62%が過去1 か月間にゼロデイ エクスプロイトに遭遇しました。これは前年の51% と比較して大きく増加しています。

これらすべては、多くのサイバーセキュリティ チームがまだ在宅勤務と出社勤務をあわせたハイブリッド・ワーキングへの移行に取り組んでいる間に起こっています。ハイブリッド・ワーキングは多くの人にとって有益ですが、犯罪者が悪用しようとする 追加のサイバーセキュリティの課題ももたらします。

燃え尽き症候群に対抗するために、多くの企業は、サイバーセキュリティ担当者が仕事と家庭生活のバランスを管理できるように設計された戦略を実施しています。回答者の72% によると、これらの中で最も役立つのは柔軟な勤務時間であり、さらに教育への投資やセラピーやコーチングへのアクセスも役立つとされています。

VMware のプリンシパル サイバーセキュリティ ストラテジストである Rick McElroy氏は次のように述べています。

「この問題を解決することは、1回限りの簡単な解決策ではありません。今こそ、柔軟な勤務時間、より多くの教育、コーチングとセラピーなど、健康への取り組みを本当に倍増させる時です」と彼は述べました。

(via ZDNet

Last Updated on 2022年8月9日 by Editor

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