画像ソース:東京新聞
政治家もそれに従う官僚たちの述べることが、全く信用できない時代がやってきている。
経済産業省のGDP統計のごまかしや、文科省管轄のオリンピック組織委員会の膨大な費用支出など、話をごまかすことにかけては、政治家や官僚は天才的だ。
少し話がそれるが、山際大臣は、東一教会の関係団体のイベントでネパールに行ったことが写真などで明らかになっているが、よく覚えていなかったと述べている。自分は、予算年度が終われば、書類を整理してしまうから、過去のことははっきりとは、わからないと記者会見で答えていた。
しかし、どう考えてもネパールは、(自分自身で何らかの事業に関わっていなければ、そうそう)何十回も訪問する地域ではない。それを「記憶があいまいだ」ととぼけて答えている。
本当に記憶があいまいならば、日本国の大臣としての能力がないのではないか。それとも嘘が上手なので、政治家向きなのか。
話を本筋に戻すと、安倍元首相の国葬に関する費用が2億円になったことだ。岸田首相が、国民の批判を受けないために国葬の費用を2.5億円に抑えることにした。
2.5億円であれば、「これくらいならば大した支出ではない」と考える国民も多いだろう。
しかし、これに警備費用や外国の賓客対応の費用は含まれていない。これらの費用は、各省庁の既存の予算で対応すると言うが、本当の意味で対応できるのか。
実際は、こうであろう。
要するに費用を抑えるために、警備費用や賓客対応は、既存の予算で行うといって誤魔化す。
国民は、あたかも、節約して行っていると思うが、これはそではない。今回、各省庁で国葬に既存予算を使用すれば、元々予定した事業ができなくなる。
従って、その分は、国葬後の補正予算に形容されるが、一般国民には、国の予算書を読み解く機会は無いから、簡単に騙されてしまうのだ。
政治家は、国民を愚弄しているとか言いようがない。
M林檎
Last Updated on 2022年8月27日 by Editor
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