この本が述べているとおり、現代社会においては、オフラインとオンラインの境界が分からなくなっている。
「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」の著者は、藤井 保文 (著)、 尾原 和啓 (著)は、OMO(Online Merges with Offline)を提唱しています。これは、オンラインとオフラインが融合し境界がなくなる状態のことだ。
Amazonは.オンラインの雄だが、アメリカでは・リアルストアを出店しているし、Appleもオンラインのアップルストアとオフラインのリアルな・アップルストアが融合してサービスを提供している。
これまでは、インターネットで購入したものしか、個人情報として残らなかったが、今では、モバイル決済によって、リアル店舗での購入データも蓄積されている。
中国では、今、恐ろしいことが行われている。個人の信用格付けだ。自分の信用度はアプリで確認できて、多くの人が信用度を上げるために競い合っている。信用度が上がらないと、様々なことがで制約される。例えば、レンタル品を期限までに返却しなければ、信用度のポイントが下がってしまう。いずれ学校の出欠までが信用度に関わる時代が来るのかもしれない。
また、有名な話しだが、中国では顔認証などの技術によって、監視カメラを通して誰がどこにいるのか、国家が個人の行動を把握できるようなシステムを構築しようとしている。
この時代に生きている以上、世捨て人にならない限り、誰もがオフラインがない時代に生きるしかないのだ。
Last Updated on 2019年7月1日 by Editor
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