「オリジナルマップ」失敗の責任をとってAppleを追われたiOS開発責任者の「スコット・フォーストール氏」が久々に表舞台に登場

元Appleの上級副社長(2007年~2012年)でiOS開発責任者のスコット・フォーストール(Scott Forstal)氏が、ジャーナリストのJohn Markoff氏との座談会に登壇するとのことです。

彼が登場するのは、米時間の6月20日にカリフォルニア州マウンテンビューにあるコンピュータ歴史博物館で開催される「iPhoneがどのように登場したのか?」を語るイベントです。

フォーストール氏は、2012年にGoogleマップに対抗して(人気のあったGoogleのマップを排除して、Apple独自のマップを標準マップとして)公開しました。しかし、Apple独自のマップの機能や精度が低く、非常に評判が悪かったため、これを理由にAppleを追われたと言われています。その後、Appleはユーザーの不満を緩和するため、Googleマップなどサードパーティのアプリの公開を再開しました。

同氏解雇の本当の理由は、デザインの責任者であるジョナサン・アイブ氏との修復できない確執にあったようです。フォーストール氏は、iOSのデザインを現実世界に似た立体的なスキューモーフィックデザインを主張し、アイブ氏は現在のiOSでも採用されているフラットデザインの採用を主張し両者は対立していました。(当時、ジョブズ氏の後継者はフォーストール氏だと見る向きも多かったため、内部での権力闘争もあったと思われます)

実は二人ともジョブズ氏に可愛がられており、2011年秋のジョブズ氏の死によって二人の仲も急速に悪化したと言われています。

(参考:MacRumors

アップデート:6月20日のインタビュー内容については『元Appleのスコット・フォーストール氏、iPhone開発の元となる「Project Purple」やスティーブ・ジョブズ氏について語る。』をご覧ください。