iPhoneの位置情報サービスを当てにするとトンデモない目に遭うかもしれない話!

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iPhoneの位置情報は、あくまでも「おおまかな現在位置」を知るためと割り切って使用する必要がありそうです。

アメリカのメリーランド州の森で道に迷ったクリストファー・トカシク氏を救ったのは、iPhoneの位置情報サービスではなく、テキストメッセージでした。運良く妻にメッセージが届き、そこから救助隊に連絡、救出されました。

道に迷ったトカシク氏は、グーグルマップを使用しましたが、誤った位置情報ばかりで役に立たなかったということです。グーグルマップとテキストメッセージが使用できたということは、(通話は不可であったが)かすかに3G通信が可能であったということでしょう。

iPhoneの位置情報はGPSによる測定だけでなく、3GやWi-Fiによって位置情報を補正しています。今回のケースでは通信状態が悪いため、GPSの位置情報を補正できなかったか、逆に中途半端な補正をしてしまった可能性があります。他にも森の中だったので、GPSの捕捉数が少なく、位置情報が不正確になってしまった可能性があります。

トカシク氏の救助に関する記事→「iPhoneは命の恩人」(ブログヘラルド)

iPhoneの位置情報の利用に際して、3G通信・Wi-Fiの電波が届かない場所や地形等によってGPSの捕捉数が制限される場合には注意が必要です。ハイキングや登山用のアプリの利用は、通常は助けになりますが、過信すると誤差によって逆に迷ってしまう危険性がることを十分留意してください。

Appleは位置情報サービスについて、以下のサポートページで「おおまかな現在位置」と表現しています。

→iOS 5:位置情報サービスについて