iPad2とiPhone5にNFC(Near-Field Communication)近距離通信のチップが組み込まれる見込みです。
Bloombergは、コンサルティング会社エンヴィジョニアリング・グループ(Envisioneering Group)ディレクターのリチャード・ドハーティ(Richard Doherty)氏がアップルのハードウェア製品開発に携わる複数のエンジニアから聞いた話として、この情報を伝えている。また、同記事ではクローン・コンサルティング(Crone Consulting)のリチャード・クローン(Richard Crone)氏の話として、アップルが計画する新サービスでは、端末内にあるユーザーの個人情報 – クレジット・カード番号、iTunesギフトカードの残高、銀行口座情報などを利用するものになる可能性があるという。(WirelessWire News)
ついにiPhoneとiPadがおサイフケータイとして買い物使えるようになりそうです。技術はNFCですから、日本国内の携帯決済サービスとは別物です。しかし、docomoなどの国内キャリアは、日本国内で展開している独自の技術を捨てて、NFCに乗り換えていく予定です。要するに世界に乗り遅れるなということです。
いくら技術的に高度でも、世界標準の規格から外れてしまえば、何の価値もないことは、規格の標準化競争で敗れ続けてきた日本が一番身にしみていますから、NFCに対する対応は急務です。
アメリカ国内では、すでにNFCを使った決済サービスについてGoolgeがAndorid 2.3のNexus Sで実験しています。Appleもそれに対抗して、本格的な開発を行っているものと思われます。Appleはサービスを広めるために、末端の小売サービス店などに決済端末を低価格あるいは無料で提供することも検討しているようです。
Last Updated on 2017年5月26日 by Editor
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