ウォールストリートジャーナルによるとTwitter社を買収したイーロン・マスク氏が、従業員に宛てたメールで、同社にとどまり「長時間集中的に」働くか、あるいは手当てを受け取って退職するか、選ばなければならないと伝えたと報じている。
マスク氏は、自身が仕事中毒で、週7日のほとんどを長時間労働に費やしているという。
それは、自身が経営する企業なので、経営者の自由なのだが、マスク氏は、その自分の働き方を従業員に求める傾向がある、すでにテスラやスペースXでは、すでにそれを求めている。
テスラもスペースXも事業としては、成功しているが、少ない従業員を多く働かせて、人件費のコストを抑えるというやり方がどこまで続くかは分からない。
ある程度の蓄えができれば、優秀な従業員は。もっと環境の良い企業に転職するリスクが高まってくる。
テスラやスペースXであれば、スターチアップから始めたので、企業文化はマスク氏が作ることができたが、Twitter社は、すでに企業文化があり、今、それを突然やって来た独裁者が破壊している。
特に問題なのは、Twitterという言論ツールにおいて、差別やヘイトを防ぐための使うプログラム(アルゴリズム)を作成するには、優秀なデータサイエンティストが必要だが、マスク氏は、そのような人材の多くをリストラしてしまった。
そのため、当分の間、Twitter社のデータアルゴリズムの進歩は停滞する可能性があり、さらに今回の長時間労働の強制によって、退社を選ぶ従業員が増加すると考えられるため、将来はあまり明るいとは言えない。
やはり、スタートアップと既存の大企業では、経営手法が異なる。
それを思い知るときが、そう遠くない時期にマスク氏の元へやって来るかもしれない。
M林檎
Last Updated on 2022年11月17日 by Editor
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