最近よく、仕事に遊び感覚を盛り込むという話しをよく聴く。仕事を楽しく、さらに発想豊なものにするために遊んでいる感覚で仕事ができるように組織の意識を変えていこうとするものだ。
これまでの仕事は、真面目に堅苦しく、上意下達で苦しいものだった。上司にしろ、部下にしろ、分厚い鎧を着て仕事をしているようなものだった。
著者の山口 周氏は、「オールドタイプ」から「ニュータイプ」へとして、意識の転換を促している。
★「オールドタイプ」から「ニュータイプ」へ
・「正解を探す」→「問題を探す」
・「予測する」→「構想する」
・「KPIで管理する」→「意味を与える」
・「生産性を上げる」→「遊びを盛り込む」
・「ルールに従う」→「自らの道徳観に従う」
・「一つの組織に留まる」→「組織間を越境する」
・「綿密に計画し実行する」→「とりあえず試す」
・「奪い、独占する」→「与え、共有する」
・「経験に頼る」→「学習能力に頼る」……他
これまでの軍隊式組織の発想から、よりフラットで自由で対話的な発想への転換が必要だ。もともと組織は、軍隊を真似て始まった。そこから、進化しているようだが、いまだに旧式の発想で作られた組織が多く、内部の人間は閉塞している。
すでに世界にはAI時代が到来しており、今後は、多くの仕事がAiに置き変わっていく。そこで活躍する人間は、能動的に世界に新しい意味を感じて、行動できる活力のあるな人間だ。
今後の社会は、少子高齢化による労働力不足、国内需要の低下、Aiの発達などで劇的に価値観が変わっていくと予想される。それにあわせて自分が転換できるかが問われている。
Last Updated on 2019年7月9日 by Editor
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