iPhoneのパフォーマンスを故意に落とした問題について、米上院議員やパリ検察庁がAppleに対して質問の書簡を送付

Appleは、iPhone 6〜iPhone 7までの機種でバッテリーが劣化した場合、故意にパフォーマンスを落とすことをユーザーに説明にせずに行っていたことが問題になっています。

Appleは、この問題に対応するためにiPhoneのバッテリー交換価格を通常の半額以下にまで下げて対処しています。

ユーザーの不満は、本来ならばバッテリーを交換すれば済むものを、パフォーマンス低下がAppleのプログラムによるものと知らずに、iPhoneそのものを買い替えたユーザーもいるからです。

現在、Appleはこの件について30件近くの集団訴訟に直面しています。また、米国以外にもフランス国内の消費者団体の訴えにより、パリ検察庁からの公式の問い合わせがAppleに来ています。

The Wall Street Journalによると、この件について政府関係者も黙っていられなくなったのか、商業委員会の議長を務めるJohn Thune上院議員が、Appleに質問の書簡を送ったとのことです。

書簡は、この問題に対して追跡調査を行っているのか? 問題発生により、無料でバッテリーを交換してもらえると思っていたユーザーにどう対処するのか? また、バッテリーの交換を元の高い価格で行ったユーザーに対してどう対応するのか?ということなどが含まれています。

Appleは、ユーザーが法廷で因果関係を証明することが困難なために訴訟に負けない可能性が高いと言われていますが、この問題を上手く処理しないとブランドイメージを低下させてしまいます。

(via MacRumors