iPhone 8やiPhone Xに対応したサードパーティ製ワイヤレス充電器の性能は高速充電機能の半分以下

iPhone 8やiPhone Xに対応したApple純正のワイヤレス充電器「AirPower」の発売は来年になります。

それまでワイヤレス充電を行いたい場合は、サードパーティ製の充電器を購入するしかありません。そこで9 to 5 Macがサードパーティ製のワイヤレス充電器の性能を比較テストしています。

テストを行ったワイヤレス充電器は以下の機種です。(以下にリストされているAnker、Spigen、Otiumの製品は、日本のAmazonで販売されている同等品と思われるものを掲載したため、ひょっとして9 to 5 Macのサイトに掲載した製品と異なるかもしれません)

・mophie wireless charging base

・Belkin Boost Up Wireless Charging Pad

・Anker PowerPort Qi (シングルコイル Qi ワイヤレス充電器)

・【Spigen】 ワイヤレス充電器 [ 急速充電 置くだけ充電 ] F301W Qi規格対応 ワイヤレス チャージャー

・ Otium Wireless Charging Stand Dock

テスト環境は、iPhone 8(iOS 11.0.2)を6%〜7%までバッテリーを消耗させた状態で、機内モードをオン、自動輝度調整をオフ、画面の明るさを50%の状態で、充電時間を計るため「時計」アプリを起動させ、ワイヤレス充電器を充電しながら30分充電します。

その結果は以下の通りで。最高で21%まで充電でき、最低は18%とあまり差がありません。

理由の一つは、現在のQi規格が最大15Wまでの充電をサポートしてるのに対して、iPhone 8とiPhone Xはその半分の7.5Wまでしかサポートされていません。

また、ワイヤレス充電とは別にiPhone 8とiPhone Xは高速充電機能(30分で50%まで充電)をサポートしています。それには別売の「USB-C電源アダプタ(29WモデルA1540、61WモデルA1718、87WモデルA1719)」と「USB-C – Lightning」などを利用する必要があります。

それについては以下の記事を参考にしてください

Apple、iPhone 8 / 8 Plusの高速充電(30分で50%充電)に必要なアダプタに関するサポートドキュメントを公開

Appleの12W USB電源アダプタでも、高速充電に近い能力が得られるとの情報があります。

Appleは、Androidスマホに負けないように高速充電対応アダプタを同梱すべき?

 

Last Updated on 2017年10月13日 by Editor

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