Apple、iPhone 8のディスプレイにTouch IDを組み込むか、削除するかの最終決断を迫られている状況!?

すでにKGI証券(KGI Securities)のアナリスト、Ming-Chi Kuo(郭明錤)氏は、Appleがこの秋発売するiPhone 8(当時のiPhone X)には、技術的に難しいディスプレイ内へのTouch IDの搭載が見送られ、それにかわって3Dの顔認証が用いられると予測しました。

しかし、それに対してBarron’sのアナリスト、Hargreaves氏は新しいOLEDのiPhoneにTouch IDセンサーを組み込むか、指紋認証センサーなしで出荷されるかを今後2週間以内に決断しなければ、Appleのリスクが増大すると述べています。

Barron’sは、Appleが今後2週間以内に搭載か非搭載かを決断しなければならない理由は、指紋認証センサー用ICの大量生産には約12週間かかるということです。ただ、AppleがTouch IDの組み込みを早期に決断しても、iPhone 8の販売は10月末か11月初旬になるとのことです。

ほかにも問題があり、例えAppleがiPhone 8の早期販売のため、Touch IDを削除したとしても今度は個人認証の問題が起こります。
顔認証は、暗い場所では動作しなかったり、必ず目を見せないと認証できないためユーザーからの不満が起こる可能性があります。

また、Apple Payの利用については指紋認証による個人認証を前提に金融機関との話がついているため、顔認証を利用するとなると、それが指紋印象よりも安全であることを金融機関に納得させる必要があります。従ってiPhone 8でのApple Pay利用が困難になる可能性があります。

もう一つの残っている可能性としては、指紋認証センサーをファンクションエリアや電源ボタンに組み込むことです。Appleはこの対応によって問題可決を図っているかもしれません。

(via Barron‘s)