Facebook、年次株主総会の話題は「フェイクニュース対策」と「中国への進出」

昨年の大統領選挙では、Facebookなどから発信されたフェイクニュースが選挙に大きな影響を与えたのではないかとの非難が高まりました。
このフェイクニュース問題は、現在のFacebookにとって経営にも影響する大きな問題となっていています。

2017年6月1日(米時間)に開催されたFacebookの年次株主総会では投資家などから、このフェイクニュース問題についての質問や発言がありました。

2つの機関投資家からは、Facebookの経営陣に対して、フェイクニュースの管理関係するパブリックポリシーの問題を公表するように求められましたが、経営陣は了承しませんでした。また、ジェシー・ジャクソン牧師が、「フェイクニュースや嘘が私たちを破壊しようとしている」との発言がありました。

現在、フェイクニュース発信者の多くが、Facebook利用者の興味を引くことによって、アクセス数を稼ぎ、それにより広告収入を得ようとする人たちです。そのためFacebookは、フェイクニュースで広告収入を得ないように広告ポリシーを変更しました。

興味深いのは、株主からの中国進出の質問に対して、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が「長期的にFacebookは中国本土への参入を検討しているが、最初に把握しなければならない数多くの規制上の問題がある。 私たちが世界全体をつなぎたいなら、これを何かしら考える必要がある」と述べたことです。

これは個人的見解ですが、インターネット上の言論を管理する中国へのFacebook進出は、中国政府によるサーバー管理を受けいれない限り困難です。

(via Cnet