米空軍特殊作戦軍団(AFSOC)が2861台のiPad 2の発注をキャンセルしました。
発注したiPad 2は、非常に重いフライドバッグの代わりに電子フライドバッグとして使用し、軽量化による燃料費の節約や飛行計画などの書類の更新を簡単にするものでした。
関連記事→「アメリカ空軍がフライトバッグの代わりにiPadを採用」
この動きは先に民間のアラスカ航空などが導入しており、AFSOCがそれに追従するのは、ある意味驚きを持って受け止められていました。
この度、突然のキャンセルはウェブサイトNextgov.comで発表されました。
正式な理由は発表されていませんが、キャンセルの理由はGoodReaderを開発したのがロシア人だからではないかと言われています。
軍が使用する書類には厳重なセキュリティが必要です。GoodReaderは暗号化にも対応していて、十分に軍の要望に応えるはずでしたが、土壇場でのキャンセルは、ロシア人が開発しているというリスクを懸念したものと思われます。
軍は、今後も電子フライバッグを開発するために検討し続けるとしています。
Last Updated on 2016年10月15日 by Editor
関連記事をどうぞ!
※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)