Apple、音楽認識アプリの「Shazam」買収を発表
2日前にAppleが音楽認識アプリを開発しているShazamを買収したという噂が流れていましたが、それが事実であることが明らかになりました。
Appleのスポークスマン、Tom Neumayr氏はメディアに対して「Shazamとその有能なチームがAppleに加わることに興奮している。」と Shazamの買収を正式に発表しました。
Shazamは、楽曲、ミュージックビデオ、テレビ番組などの名前と歌詞を識別できる人気のあるサービスで、世界中で何億人もの人が使用しています。
ShazamにはiPhone、iPad、Mac、Apple Watchのスタンドアロンアプリがあり、iOS 8以降のSiriにもShazamの音楽認識機能が組み込まれています。
ShazamはApple Musicと統合されているため、曲を特定してからストリーミング音楽サービスで直接再生することができます。また、Shazamは「メッセージ」アプリでも使用できます。
2016年9月、Shazamは、発売以来、モバイルアプリケーションが10億回以上ダウンロードされたと発表しました。 Shazamのアプリは2008年にApp Storeが立ち上げられ際にリリースされた歴史のあるアプリです。
Appleが欲しいのは、オーディオクリップを識別するために使用されるShazamのマシンラーニング・アルゴリズム、そのアプリケーションでキャプチャされた画像に基づいてコンテンツを発見することを可能にする技術だと考えられます。
今のところShazamの正式な買収価格は明らかではありません。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年12月12日 by Editor