通常、マイナンバーカードを持ち歩くのは危険だと感じる人が多いだろう。もしもパスワードが見つかれば、全ての情報が他人に見られてしまう。
マイナンバー、いわゆる国民総背番号制は、デジタル社会の中で必要な仕組みであり、将来的には、これを使って脱税を防いで欲しいと思うのだが、今の政府のやり方は、マイナンバーカードを普及させたいという手段が、完全に目的化してしまっている。
特にこれまで身分証明書として、一般的に使われてきた運転免許証をマイナンバーカードに統合するというやり方は、やり過ぎだ。さらに統合と併せて、免許証を身分証として使用できなくするという意味不明の政策は、本当に腹立たしい。
写真付きで完全な身分証明として機能してきたものをマイナンバーカード普及のために使えなくするのは、本末転倒だ。
もしも、マイナンバーカードを紛失すれば、病院では10割負担になり、運転はできなるなる。
すぐに仮のマイナンバーカードを発行してくればいいのだが、おそらく再発行には相当な期間がかかるので、日常生活に支障をきたしてしまう。
また、恐ろしいのは、中国、北朝鮮、ロシアなどのサイバー攻撃だ。
日本政府のシステムは、海外の先進国と比べて、セキュリティが弱いと言われている。それは、日本には、ゼネコン的な大手システム会社があっても、セキュリティの専門家が少ないからだ。
データ管理体制も甘いので、個人情報の流出の危険性はかなり高い。
そういう中でのマイナンバーカードへの個人情報データの集中だ。
日本は、本当にシステム会社と利権で結びついた愚かな政治家が、多すぎる。
悲しいことだ。
レイニーS
Last Updated on 2023年6月30日 by Editor
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