最近、シベリアの永久凍土で7つの古代ウィルスが発見されました。
ウィルスは、それぞれ28,000年〜48,500年間、永久凍土の中で凍結状態にありましたが、フランスのエクス・マルセイユ大学の科学者チームによってウイルスを復活させました。
7つのウイルスはすべて、2013 年に発見された巨大ウイルスであるパンドラウイルスのグループに属しています。
これらのウィルスはヤクートとカムチャツカの深さ 16 メートルの永久凍土で発見され、4つは、全くの新種でした。
これらのパンドラウイルスは、長さ 1 マイクロメートル、幅 0.5 マイクロメートルで、光学顕微鏡で見ることができる大きなタイプで、単細胞生物(アメーバ)にのみにしか感染しません。
シベリアの永久凍土は、現在、急速に溶け始めており、保存状態が良ければ、将来的には人間に感染する未知のウィルスが、機能を回復し出現する可能性があります。
研究に参加したクラヴェリー教授は、次のようにその危険性を述べています。
「古代の未知のウイルスの復活によって植物、動物、または人間に病気が発生した場合、状況はさらに壊滅的になります。残念なことに、最近の(そして進行中の)パンデミックによって十分に記録されているように、すべての新しいウイルスは、既知の家族に関連するものであっても、ほとんどの場合、新しい抗ウイルス薬やワクチンなどの非常に特殊な医療対応の開発が必要です」
(via Anomalien)
Last Updated on 2022年11月28日 by Editor
関連記事をどうぞ!
※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)