ロシア軍、脱走や降伏を防ぐ督戦隊(とくせんたい)が多くの自軍兵士を殺害する自滅戦争に突入か

ロシアは、第2次世界大戦の対独戦(祖国防衛戦争)でレニングラードを死守したが、その時に活躍したのが、後退したり、退却したりする兵士を後ろから撃ち殺す督戦隊だった。
今回も、ロシアは督戦隊を対ウクライナ戦争で投入しているようだ。
産経新聞(2022年10月13日)によると「南部ミコライフ州のキム知事は同日、ロシアが動員した招集兵が既に南部戦線に配備され、多数が降伏を望んでいるが、脱走や降伏を防ぐ督戦部隊に監視されて戦わされており、多数の死傷者が出ていると述べた」とのことだ。
ロシア軍は、正規軍の兵士の多くが戦死し、急遽、9月に部分的動員令を発令し、ロシア国内で兵士を召集し始めた。
その中には、囚人や障害者、老人も混じっており、さらに対ウクライナ戦争の意味を国民が理解していないため、多くの若者が招集逃れの国外脱出を図っている有様だ。
急遽招集した兵士は、一般的に士気が低い。その兵士を最前線で戦わせるために、督戦隊が出動して、自軍のロシア兵を撃ち殺しているという悲惨な状況だ。
要するに最前線のロシア軍は、前面には士気の高いウクライナ軍、背面には恐ろしい督戦隊がいて、両方から銃弾が飛んでくるのだ。
これでは、戦況の悪い地域のロシア兵は、捕虜になりたくてもなれず、自軍に撃ち殺されるしかないという地獄の中で戦っている。
こういう状況になると、ひょっとすると、ウクライナ軍に殺害されるロシア兵よりもロシア軍の督戦隊に殺害される兵士数の方が多くなるかもしれないという恐ろしい状況になっている。


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