法的問題は、何とか内閣法制局の知恵を借りてこじつけたが、それは国葬とは呼べず、国葬儀と呼び直す始末。終わった。
国葬をその時の損得勘定で拙速に決定してしまった岸田首相。
法的問題は、何とか内閣法制局の知恵を借りてこじつけたが、それは国葬とは呼べず、国葬儀と呼び直す始末。
法整備されている天皇の崩御に際する国葬(大喪の礼)以外は、国会で特別立法を作り、国会の議決を経て行うのが民主国家として当然の流れだ。
これを行っていたら、安倍元首相の国葬は、行われることがなかったであろうし、たとえ行われても、国会の合意があれば、一国民として賛同する人が多いだろう。
それを省いて、岸田内閣だけで決定した後、統一教会の問題が出できたので、国民の反対意見が強まるのは当然だ。
国葬批判ばかりでは、不公平なので生前の安倍元首相シンパだった三浦瑠璃氏の投稿を次に紹介しよう。
「今朝の番組はエリザベス2世の国葬。安倍元総理との比較の話を振られる。女王が亡くなったときの国葬と、国に功績があった方の国葬では、英国でも国内の受け止めや儀式の厳かさは当然違う。そんなことは当たり前だが、戦後日本は国として人を悼むことを考えてこなかったので参照地点を海外に求めがち」
三浦氏の議論でおかしいのは、最後の部分で戦後日本は国として人を悼むことを考えてこなかったので参照地点を海外に求めがち」というところ。
国葬の議論がなかったのは確かだが、仮に議論をしていたら、海外の例をさんこうにしたことは確かだ。なぜならば、海外の国賓を招待するのが国葬であるから、当然、現代の諸外国の例を参考にするのは当たり前のことだ。
そのうえで、日本の国葬とはどうあるべきなのかを決定するのが自然だ。
こういった国に関する議論は、是々非々で行わないと、三浦氏や古市氏などのように安倍シンパの立場から議論したり、意見を言うと、発言内容が偏ってしまう。
安倍元首相の父である安倍晋太郎は、息子の晋三について「嘘をついて逃げるのがうまい」と述べていたそうだ。さらに安倍元首相は多くの人に「人たらし」と言われた。
おそらく、一度食事でもすれば、多くの人が安倍シンパになったのであろう。
政治ジャーナリスト、新聞記者、一部の学者などは、相当、安倍さんにご馳走になったのだろうか。安倍シンパは、安倍元首相のすることならば、何でも支持する人が多かった。
櫻井よしこは、その典型で、私のような一般国民から見ると、もう少し、是々非々で、良いことは支持し、悪いことは批判して欲しかった。
そうでなければ、ただ安倍さんや保守をメシのタネにしていると言われても仕方がない。
レイニーS
Last Updated on 2022年9月21日 by Editor
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