画像ソース:東京新聞
東京五輪を招致する際の賄賂疑惑で、竹田恒和元JOC会長がフランスの司法当局から捜査の手が伸びていて、日本を出国すると逮捕されることは、かなり前に報道されている。
この竹田元会長に対する贈賄疑惑は、2013年に裏金2.3億円がJOCの竹田元会長側から、ブラック・ブラックタイディング社を通じて、ラミン・ディアク元IOC副会長の息子に裏金が流れている(収賄疑惑)という疑惑だ。
この裏金の受け渡しに絡んでいるのが、オリンピック組織委員会の理事で、元電通の高橋治之氏だ、電通時代に日韓ワールドカップを手始めに世界のスポーツ業界に強い人脈を持つことで知られている。
高橋氏の悪い噂は、IOCのバッハ会長にも届いていて、オリンピック組織委員会の森喜朗元会長が高橋氏を理事にしたことに対して、懸念を示していたという。
そして、この東京五輪招致段階の裏金は、すでに解散した嘉納治五郎財団を通じて集められた、その主役は、森喜朗元首相と菅義偉前首相だといわれている。それが明らかになったのは、菅氏からセガサミーの里見会長へ資金提供の申し出があり、2億円を出したことをセガサミーの里見会長が、宴席で自慢話としてマスコミ関係者に漏らしていたことが、すでに報道されている。
なぜ、森喜朗氏や菅義偉氏が、東京五輪招致にこだわったのか。
(以下、推察だが)これには裏があって、国立競技場や周辺整備に関連して、神宮外苑地域の再開発(地上げ)を目論んでいたことだ。地上げには、代金が動き、その中で様々な関係者がお金を受け取ることができる。
疑惑を強めているのは、菅前首相の三男は、ゼネコン大手の大成建設に勤務しており、大成建設は、国立競技場を建設していることだ。さらに、この地上げには、手先として平井元デジタル大臣が関わっていて、その背後に前述の2人の首相経験者がいるようだ。
従って、高橋元理事の逮捕をきっかけに、東京地検特捜部側は(裏取引を持ちかけ)の自白を得て、最低でも平井元大臣の逮捕、目指すのは、菅前首相の逮捕を東京地検は狙っていると考えられる。
現在、東京地検特捜部と菅首相の水面下での戦いが続いているはずだ。
M林檎
追記:
安倍元首相の国葬で、菅元首相が弔辞を述べることになったのは、東京地検が政治的に逮捕を行いにくいようにいているのではないかと勘ぐってしまう。
Last Updated on 2022年9月8日 by Editor
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