【昭和の成功体験が忘れられない】老害独裁社長の特徴


画像ソース:ダイアモンドオンライン

7月20日の決算発表で、過去最高益をマークした日本電産だが、同社のカリスマ創業者・永守重信氏(77歳)はこのところ、社内の状況に強い怒りを感じ、社内を混乱させている。まさしく、老害独裁者の典型例だ。

独裁社長(企業でないくてもどの組織にでも当てはまる)の特徴は、最初は、自分の後継者と見込まれている人物や幹部をある日突然、人を信頼しなくなることだ。
要するに独裁社長は、猜疑心が強い人が多い。

だから、子飼いの社員から、自分が信頼して後継者と目する人の悪い情報を聞くと、突然、態度が変わり、左遷してしまったりする。

独裁社長には様残な特徴があるが、それを以下にピックアップしてみる。

  • 歳をとって、時代背景が変わっても、過去の成功体験にとらわれている。
  • 過去の自慢話が大好き。
  • 自分に組織の情報を入れてくれるスパイを作る。
  • 自分の権力を発揮できる権力が大好き
  • お金に汚い。
  • サイコパス(精神病質)またはそのボーダーラインにいる。
  • 朝令暮改をいとわない。
  • 説明責任を果たさない。
  • 会社を自分のものだと思っている。

以上のような特徴があるが、あなたの属する組織のトップはどうだろうか?

さて、日本電産は自分の後継者として、CEOに迎えた関氏が、人望が厚く、部下から信頼を得て、経営手腕もあることに嫉妬して、自分がCEOに返り咲いて、関氏をCOOに格下げした。ここで関氏は、会社を去ろうとしたが、幹部社員が必死に関氏を引き留め、永森会長を懐柔しCOOで残留することになったという。

日本の経済界も正解と同様にパッとしないのは、永森氏のような人物が、いまだに企業で権力をふるっているからかもしれない。

M林檎

Last Updated on 2022年8月4日 by Editor

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