Epic Gamesが、人気ゲームの「フォートナイト」において、App Storeの規約に反して、サブスクリプションの手数料逃れを行ったことが、Appleとの対立が始まりました。
Epic Gamesが、30%のApp Store手数料が高すぎるとして、独占禁止法に違反するとして、法廷闘争となりました。
その際にEpic Gamesが味方につけようとしたのが、無数にある小規模開発者です。
しかし、Appleは、11月に年間売上げ100ドル以下の開発者のApp Store手数料を15%に下げて、Epic Gamesを応援する小規模開発者を切り離す作戦にでました。
それによりApp Storeのいびつな現状が明らかになりました。
調査企業SensorTowerによると、手数料引き下げの対象となる年間収益が100万ドル以下のデベロッパーは、App Store全体の98%を占めるそうです。ところが、彼らはApp Storeから得られる収益の5%しか占めていません。残り95%の収益を生み出しているのは、年間収益が100万ドルを超える上位2%のデベロッパーです。(via iPhone Mania)
従って、Appleが100万ドル以下の小規模開発者の手数料を下げても収益には、ほとんど関係ありません。完全にEpic Gamesを孤立化させる作戦です。
今頃、焦っているのは、Appleに反旗を翻したEpic Gamesかもしれません。
Last Updated on 2020年11月24日 by Editor
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