筆者であるモバイル林檎には、田舎に実家があろ、そこの庭にはオリーブの木が植えられていた。オリーブは、オスの木とメスの木を並べて植えないと実を実らせない。だから、実家の庭にも2本を並べて植えていた。
日本のオリーブの木は数年で大きくなり、たわわに実を実らせた。それを家で加工してオリーブの塩漬けにしたりしていたが、それもめんどうになって、オリーブへの関心が薄れてしまった。
その内、庭に多くの雑草が生え、始末に困るようになってきた。私の庭に対する愛が薄れてきたのだ。熱い中、手で草むしりをするのが面倒だからと、ラウンドアップに似た除草剤を庭にまいた。
もちろん、オリーブの根は避けたつもりだったが、オリーブは、相当に根を張っていたのだろうか、除草剤の影響でオリーブが朽ちてしまった。
1年程経って、枯れた幹を根元からノコギリで切断し、根だけを残して、木を撤去した。
それから2年ほどして、突如、根に近い幹のところから、枝が伸び始めた。
嬉しい!
その一言だった。
私は、その時、なんとも言えない愛のような感情の中に包まれた。
植物には愛というか、何かあたたかいものがあるのだ。そうとしか思えなかった。
かつて、そんな話しがあったのだが、今でも都会の街中を歩いていると植物に愛を感じてしまう。
無機質な建物の冷たさを和らげる植物たち。だから、みんな草木や花が好きなのだ。
植物よ、本当にありがとう!
Last Updated on 2019年7月5日 by Editor
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