Appleが、インド政府の圧力に屈し、ユーザーのログが当局に流出するスパムフィルタリングアプリを公開しています。
インド国内の携帯電話ユーザーは、日々、スパムメールや迷惑電話に悩まされています。これに対応して政府機関が「TRAI DND – Do not Disturb」というスパムメールや迷惑電話を防止するアプリを開発しました。
このアプリには、スパムメールや迷惑電話を防ぐという役割があると同時にログが政府に流れるという重大な問題があり、AppleはApp Storeのプライバシーポリシーに従い、これまで公開を拒否してきました。
しかし、現在、このアプリが公開されており、その背景には、「TRAI DND – Do not Disturb」を公開しなければ、インド国内でiPhoneの販売を禁止するという脅しがあったようです。
インド市場は、中国に続き、今後の成長であるため、Appleも仕方なく圧力に屈したようです。
App Store → TRAI DND – Do Not Disturb
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2018年12月2日 by Editor
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