Appleは、iPhoneのロック解除について、セキュリティの上の問題から法執行機関に協力しない胎動をとっていますが、ロック解除について新たな動きが出てきました。
MalwareBytesによると、iPhoneのパスワードを解読する「GrayKey」というロック解除デバイスが、法執行機関用に販売されていることが明かになりました。
2つのiPhoneを「GrayKey」に一度に接続することができ、iPhoneのパスコードを推測するために設計された独自のソフトウェアをインストールするには、約2分間接続する必要があります。
ソフトウェアがインストールされると、短いパスコードの場合はわずか数時間かかり、長い6桁パスコードの場合は数日かかる可能性があります。
「GrayKey」ソフトウェアがパスコードを解読すると、それはiPhoneの画面上に表示されます。 iPhoneを「GrayKey」に接続すると、iPhoneでデータをすべてダウンロードすることができます。キーチェーンの暗号化されていない内容も含まれ、コンピュータからアクセスできます。
15,000ドルの「GrayKey」はインターネット接続が必要で、30,000ドルの「GrayKey」はどこでも利用できるとのことです。
「GrayKey」は、iOSのバージョンであるiPhone XとiOS 11.2.5で動作します。おそらく、Appleが「GrayKey」をブロックしてない限り、iOS 11.2.6でも動作するはずです。
(via MacRumors)
Last Updated on 2018年6月3日 by Editor
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