AppleのiPhoneも新興のインド市場では、中々苦労しているようです。
インド政府は、海外製造のスマートフォンの輸入には、高い完全を課しています。従ってAppleの最新のiPhone Xなどは、1,450ドルもして一般庶民では購入できるような価格ではありません。
そのため、Appleは昨年からインドのバンガロールにインド政府の協力の下、WistronのiPhone SE製造工場を開設しました。
iPhone SEはインド市場にとっては、低価格で良いのですが、まだAppleのインドのスマートフォン市場でのシェアは昨年末の時点で2.5%しかありません。これはiPhone XやiPhone 8 / 8 Plusといった最新機種が高い関税のおかげで、庶民が入手できないこと以外に以下のようなサービスの質についても問題があります。
インドのユーザーにとって不満なのは、Appleの純正マップがインド国内の詳細地図をサポートしていないことです。それはユーザーによると「冗談だ」というくらいの情報量です。
また、インドのユーザーに評判が悪いのがSiriがインド人の言語。アクセントに正しく適応していないと言うことです。Appleはインドで11の言語をサポートしていますが、 GoogleとAmazonに比べ、その対応具合は低レベルだとの評価です。
ただし、悪いことばかりでは無くApple Musicは、まずまずの評価を受けています。
しかし、今後、Appleがインド市場に食い込んでいくためには、サービスの充実と最新機種の一部をインドで製造する必要がありそうです。
(via MacRumors)
Last Updated on 2018年1月31日 by Editor
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