iPhoneのバッテリー劣化による発熱やシャットダウンを防ぐため、iOS 10.2.1以降「powerd」というソフトウェアを導入

開発者のGuilherme Rambo氏が、AppleがiOS 10.2.1を解析した結果、「powerd」(電源デーモン)というソフトウェアを発見しました。

「powerd」はCPU / GPUの速度と電力をコントロールし発熱を防ぎ、iPhoneのバッテリー発火を防ぐとのことです。

この「powerd」は10.2.1で初めて内蔵されました。これは低消費電力モードの機能とは別のもので、iPhoneの性能やバッテリー寿命の問題に対応するプログラムです。

Geekbenchの創設者であるJohn Poole氏は、iPhoneの性能とバッテリー寿命の関係を詳しく調べた後、調査結果を説明する記事を発表しました。

「powerd」がないこれまでのiOSでは、古いiPhone 6、iPhone 6sでは、多くの消費電力が使用する場合は、急にシャットダウンされていました。

しかし、iOS 10.2.1では、バッテリーが出力している電圧に応じて最大クロック速度を動的に変化させることで、iPhoneが多くの電力を消費してのシャットダウンができるだけ起こらないようにしています。

Appleは、iOS 10.2.1をリリースし、シャットダウンはiPhone 6デバイスで80%、iPhone 6デバイスで70%削減されたと発表しています。

Poole氏は、AppleがiOS 11.2でiPhone 7のソフトウェアの調整を追加したと考えています.10.2.1でのiPhone 6sのシャットダウンの問題を修正したのと同様で改良です。

この問題は少し微妙です。バッテリーが劣化して、「powerd」によりコントロールされてシステムが遅くなった場合、ユーザーは、iPhoneのパフォーマンスが落ちたのでバッテリーを交換すれば済むのに、本単体自身を交換する可能性があります。

以下は、Poole氏がGeekbenchでパフォーマンスを測定した結果です。

(via 9 to 5 Mac