Appleは、通信技術の大手Qualcommと特許紛争を抱えていることもあり、Intelと連携しIntel製の5G通信モデムの採用を検討しています。
Fast Companyによると、Appleは、iPhone用に開発されるIntel製モデムの性能について各キャリアに対してその性能についての確認を行っていて、その回答はQualcomm製モデムは高機能だが、その機能ほとんどは使用することがなくIntel製のモデムの技術で十分だとの回答を得ているとのことです。
複数の情報筋によると、Intelのモデムは、CPU、GPU、その他のiPhoneコンポーネントを搭載したSoC(システムオンチップ)上に搭載されるということです。そのため、SoCはIntelとAppleが共同で設計し、Intelの施設で製造される予定だとの話です。
すでにIntelは、初期の5Gシリコンをベースにしたエンドツーエンドの5G通信に成功したと述べています。Intelはその5G通信モデムを2019年にリリース予定です。
Intelは、Appleから5G通信モデムの正式発注を得るために、数千人規模の社員を投入し本格的に開発を進めています。
5G通信は、現在の4Gに比べ10倍〜100倍の速度を実現し、レイテンシがほとんど発生しないなどのメリットがあります。
(via MacRumors)
Apple、2018年発売のiPhoneとiPadで紛争中のQualcomm製の通信モデムを搭載せずIntel・MediaTek製を採用
Last Updated on 2017年11月18日 by Editor
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