Appleが、SiriとSpotlightの検索について、iOSとmacOSの両方でMicrosoftの「Bing」から「Google検索」に移行するとのことです。移行は本日中に完了する見込みです。
Appleは、macOS・iOSのSafariでは「Google検索」をデフォルトにしていますが、SiriとSpotlightの検索ではMicrosoftの「Bing」を利用してきました。
SiriとSpotlightの検索エンジンは、Safariとは異なり、デフォルトの検索エンジンを変更する方法はありません。一方のSafarでiは、ユーザーがGoogle、Yahoo、Bing、DuckDuckGoのいずれかを選択できるようになっています。
今回の移行のメリットしては、多くのユーザーが「Bing」よりも「Google検索」を好む傾向があり、移行によりSafariの検索とSiri・Spotlight検索が同じになるため、ユーザーには分かりやすくなります。
ただし、動画検索については、まだ「Bing」の検索結果を利用しています。これもいずれ変更される可能性が高いと言えます。
今回の移行で、12月発売のHomePodが利用するデフォルト検索は「Google検索」なると考えられます。
Appleは、「Bing」を引き続き利用したいユーザーのために逃げ道を用意しています。たとえば、「この夏の人気映画を調べるためにBingを検索する」と言うと、SafariのBing検索に移動し、Googleの使用を避けることができます。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2017年9月26日 by Editor
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