AppleとQualcommは、モデム技術に関する特許紛争で最悪の関係ですが、今後のスマートフォンで重要な顔認識などの3Dセンシング技術において「Qualcomm」を1.5年〜2年リードしていると、KGI証券(KGI Securities)のアナリスト、Ming-Chi Kuo(郭明錤)氏が述べています。
Qualcommは、Snapdragonといったアプリケーションプロセッサやベースバンドモデムの分野での技術は優れていますが、今後のスマートフォンで重要になる3Dセンシング技術については、後れをとっています。
Qualcommは、Androidデバイス用の3Dセンシングの研究開発に力を入れていますが、関連コンポーネントの大量出荷は2019年以降になる模様です。
ほかにもQualcommにとって困るのは、多くの主要なコンポーネントサプライヤがすでにAppleにリソースを割り当てているため、Qualcommが十分なリソースを獲得するためには異なるサプライヤを見つけなければなりません。
Xiaomiは、2018年のフラッグシップデバイスは、Qualcommの3D検出技術を採用する唯一のデバイスと見られていますが、本当に採用できるのか不透明です。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年8月22日 by Editor
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