今秋に発売されるiPhone 8にはOLEDディスプレイが搭載されるとして大きな話題となってきました。
それはiPhone 6以来、iPhoneに大きなフォームファクタの変更がないため、ほぼフルスクリーンのOLEDディスプレイ搭載は、大きなフォームファクタ変更となり専門家やパワーユーザーの注目を引いているからです。
しかし、バークレイズのアナリスト、マーク・モスコウィッツ(Mark Moskowitz)氏は、OLEDディスプレイ自体はユーザーにとって大きな買い替え理由にはならないと主張しています。
OLEDディスプレイと従来からのLCDディスプレイは、消費者から見ると画像自体はそれほどく変わるわけではなくバッテリー駆動時間の向上には貢献するが、ほとんどの消費者がそれを持って買い替えようという理由にはならないと述べています。
それよりもOLEDディスプレイ搭載によって、iPhoneの価格が1,200ドル(約136,000円)以上に上昇し、買い換えを控えさせる可能性があります。
しかし、モスコウィッツ氏の主張にはワイヤレス充電や顔認識などの新機能は織り込まれていません。
これらの機能を一般ユーザーがどの程度望んでいるか分かりませんが、ワイヤレス充電だけならば、iPhone 7 / 7 Plusの後継機種の方が、価格的にも一般消費者には魅力的かもしれません。
そういう意味では、iPhone 8はコアなAppleユーザーや経済的に余裕がある一部ユーザー向けになる可能性もあり、製造上の難しさと相まって期待するほど販売台数は伸びないかもしれません。
(via Business Insider)
Last Updated on 2017年7月14日 by Editor
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