Imagination Technologies、Appleが同社の知的財産に抵触せずに独自グラフィックスチップを開発できるとしていることに疑問を呈す
Appleは、これまでiPhoneやiPadのSoCである「Aシリーズ」のチップにImagination TechnologiesのPowerVRというGPUを組み込んでいましたが、Appleは今後、2年間でPowerVRに使用を取り止め、自社開発のGPUに切り替えるとしています。
Imagination Technologiesは、AppleからのPowerVRに関するロイヤリティが企業収入の約半分を占めていましたが、Appleの契約打ち切りが公表されるとImagination Technologiesの株価は70%も下落しました。
Imagination Technologiesは、同社の特許、知的財産、機密情報に違反することなく、AppleがGPUを開発できるとしていることを「根拠のないことだ」と主張しています。
従って両社は今後、特許紛争に突入する可能性があります。
Imagination Technologiesは、収入源を見越して他社への身売りを検討しています。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年7月5日 by Editor