「EPEAT(電気製品環境評価ツール)」は電子製品の環境に与える影響を評価するツールで、IEEE 1680で定められた規格に基づいています。
Appleは、「EPEAT(電気製品環境評価ツール)」の項目削除とともに、EPEATに対して、今後Apple製品を提出しないと通知したとのことです。(MacRumors経由)
EPEATのCEO、Robert Frisbee氏は、 CIO Journalのインタビューにおいて、Appleのデザインの方向性がEPEATの要件と一致しないと述べています。
EPEATに認定されるためには、コンピュータの外部筐体、シャーシ、電子部品など、一般的に再利用可能な部分は、手で取り外しできなければなりません、しかし、最近発売されたMacBook Pro Retinaディスプレイモデルなどは、この用件に該当しません。
Appleが削除したEPEATに関する次述はiMacのページにありましたが(すでにMacBook Proは認定外か?)、今後のAppleの取り組みが変わるために、まだモデルチェンジされていない(EPEATが有効な)iMacのページから記述が削除されたものと思われます。(それとも、近日中にEPEATの認定基準から外れたiMacが発売されるのでしょうか?)
今後、EPEATの認定を受けないとなると、Macの売り上げに影響を与えるかもしれません。なぜなら、米国の政府機関は95%以上、EPEAT認定のコンピューターを導入する必要があり、企業や教育機関もEPEATが認定したコンピューターを優先的に導入しているからです。
ただ、すでにiPhoneやiPadはEPEATの認定外であり、今後iMacが認定外となっても、それほど売り上げに影響がないのかもしれません。
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Last Updated on 2017年5月5日 by Editor
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