iOSのマルチタスクとマルチタスキングの違いが分かりますか?

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マルチタスクとマルチタスキングの違いってほとんど意識したことがなかったんですけど、ちょっと前にネットでサーフィンしていたら、そんな記事があったので、そうかと思って頷いてしまいました。
厳密に用語の定義に差があるかと言うことは微妙なのですけれど、要するに完全なマルチタスクと限定的(擬似的)なマルチタスクの違いを区別するためにマルチタスクとマルチタスキングと用語を区別しているようです。

iOSは元々Mac OSを元にしていますから、マルチタスク、すなわちCPUの動作を時間単位でタイムスライスして、そのスライスした時間を高速で切り替えながら各アプリ(各タスク)に割り当てて、動作させることができます。ただ、それをMacと同じようにiPadやiPhoneでやると、すぐにバッテリーを消耗してしまいますから、マルチタスクで動くアプリを限定します。

それ以外のアプリは一時停止状態で動作させず、マルチタスキング(限定的・擬似的マルチタスク)の画面で切り替えることができるようにしておけば、バッテリーの消耗が防げると同時に、使い勝手も向上するので、一石二鳥という発想です。要するにバッテリーの持続やCPUの能力を考慮して、限定的。擬似的マルチタスクにせざるを得ないのです。

本当のマルチタスクとして完全にバックグラウンドで動くアプリは、従来から搭載されているiPodアプリに加えてSkypeがあります。他にもインターネットラジオ・アプリにもマルチタスクに対応しているものがあります。

バックグラウンドで動作したり、一時停止の状態で留まるには、個々のアプリがマルチタスクに対応しておく必要があります。

 

Last Updated on 2010年12月2日 by Editor

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