ガーシーは、まさに権力中枢にある人間の虎の尾を踏んでしまったのだろう。
実際に動いているのは、想像の域を出ないが、木原誠二氏と同じく内閣官房副長官の栗生俊一(くりゅうしゅんいち)氏の可能性が高い。
栗生氏は、元警察庁長官経験者で、警察ににらみがきく人物だ。
NHKによると「捜査関係者によりますと、派遣の時期は、イスラム教の断食月「ラマダン」が明ける今月下旬以降になる見通しで、現地当局に、元国会議員が関与した疑いが持たれている事件であることなどを説明し、捜査への協力を要請することにしています。」とのことです。
(元警視庁長官の栗生内閣官房副長官)
ガーシーのような比較的な軽い罪で、海外に捜査員が派遣されるのは異例だ。
さらに疑問が生じるのが、なぜ、今頃、捜査員を派遣するのか。それならば、逮捕状を題した時点で捜査員を派遣するか、それよりも逮捕状を出す前に前に任意で(リモートなどの手段で)維持聴取をしていれば良かったのではないのか。
常習的脅迫という、通常暴力団にくらしか適用されない罪をガーシーに適用するなど、警察の対応は、まさに異常と言っていい。
ただ、もっと社会的に多くな問題ならば別だがインターネット上での芸能人等への暴露による脅迫罪について、UAEが日本の警察に協力するとは考えにくい。
日本の警察や有力政治家にとっては、ガーシーは、反逆者であり、許されない存在ではあるが、外国から見れば、ガーシーは、ただの暴露系YouTuberだ。
その程度のことで、UAEが日本に捜査を協力するならば、UAEに滞在するロシア人を初めとした多くの怪しい外国人はどうなるのか。
UAEが、軽微な罪のガーシーを日本に引き渡すとなれば、UAEは、怪しい大金持ちの安住の地ではなくなる。もしも、ガーシーの引き渡しが行われれば、他国の政府も、問題人物の引き渡しをドバイに要請してくるだろう。
そのような金持ちが国外へ去るような判断をUAEが行うだろうか。
しかし、警視庁が捜査員を派遣すると言うことは、ある程度の勝算があってのことかもしれない。
もし、そうならば、それは何なのか?
UAEには、日本の捜査に強力しなければならないような政治的、経済的な弱みを抱えているのだろうか?
なかなか、そうとは考えにくい。
レイニーS
Last Updated on 2023年4月12日 by Editor
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