【ビジネス】社畜とは?

もしも、運悪く専制君主的なワンマン社長がいる企業に勤めたならば、二つの選択肢しかありません。

社畜になるか、会社を去るかです。

では「社畜」とは?

大辞林にはこう書いてあります。
「俗に、会社に飼い慣らされ、自分の志向や感情を放棄した会社員」

まるで家畜のように飼い慣らされ、従順で、ただ単に会社(ブラック企業)のいうとおりに働く社員は「社畜」と呼ばれるのです。

社畜になることを社員に対して積極的に求めているのは、ワンマン企業の経営者です。

ワンマン企業のワンマン社長は、すべての社員が、自分の指揮の下に一斉に動くまるで北朝鮮のような組織が好きな場合が多いのです。こういう組織では、転職ができる有能な社員は、すぐに会社を去っていきます。

経営者が求めているのは、能力があるよりも先に従順でなくてはならないのです。

さらにワンマン企業経営者の下には、社長専属のスパイ社員がいます。スパイ社員は他の社員を裏切る代わりに自分の身分を保ちたいのです。

この独裁的な組織の構造は、独裁国家に似ています。

とにかくワンマン社長は、周りにイエスマンを置くことでストレスを減らし、快適な生活を送りたいようです。部下に右を向けといえば、ずっと右を向き続ける人を評価します。社長の命令に疑問を持ってはいけないのです。

ワンマン社長は、オーナ社長で創業者の場合が多いのが現実です。

これまで自分の経験と勘で経営を取り仕切ってきたので自分の決断には自信がありますし、企業を支配すること自体が楽しいのです。

従って有能で意見具申を行う部下は、鬱陶しくて邪魔な存在です。ワンマン社長が重宝するのは、適当に賢くて従順な番頭型社員です。

その社長の側近となる番頭型社員は、側近でオシシイメをしているのだろうと思われがちですがが、そのようなことは少ないようです。

それはワンマン社長にとって、側近社員にしてもあくまでも道具の一つにしか過ぎないのです。

では、ワンマン社長が一番気を遣う社員は、どのような仕事をしている社員でしょうか?

バリバリ営業をこなす社員?

営業で仕事をとってくる社員は、会社の花形です。売上げが好調でなければ会社は存続できません。しかし、社長が気を遣う存在ではありません。

人事を扱う人事課の職員?

ほとんどの人事は、ワンマン社長が行います。何しろ、ワンマン社長は人をもてあそぶ人事が大好きです。

正解は、経理を担当している社員です。

経理を扱う社員は、会社の金の流れや社長の金の使い方を知っているので、担当を代えずにずっと飼い慣らすことが多いのです。

ワンマン社長は、自分の弱みとなる情報を絶対に他に漏らすことのない口が堅い社員を経理担当にしています。

それは、経理情報を税務署にたれ込まれては困ること以外に会社のお金を自分の財布のお金のように使うためでもあります。

経理担当社員は、社長の弱みを知っているという自負があり、他の社員よりも立場が安定していると思っているのです。

結局、ワンマン社長の下で不満を持っている社員が多いはずなのですが、それなりに社長に近づいて得をしようとする社員がいるのも事実で、社内が団結してワンマン社長に刃向かうことはありません。

社畜は、社長が病気で倒れることを願って、いつも耐え忍んでいるのが現実社会の姿です。

Last Updated on 2022年7月9日 by Editor

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