元iOS開発責任者のスコットフォーストール(Scott Forstall)氏が5月22日、 Code.orgの「virtual Code Break event」で Next入社当時の思い出を語りました。
フォーストール氏は、元Appleのシニアバイスプレジデントとして、iOSの開発責任者として活躍しました。フォーストール氏とAppleを再生させたスティーブ・ジョブス氏との関係は、ジョブズ氏が設立したNext時代から始まります。
スコットフォーストールは当初マイクロソフトで働くことを計画していましたが、同時にジョブズ氏が設立したNextの入社試験を受けました。
ジョブズ氏とフォーストール氏の出会いは、インパクトのあるものでした。最初の面接のわずか10分後、ジョブズは最初の面接担当者を部屋から追い出し、廊下に連れて行き、すぐに解任しました。その後、フォーストール氏と1対1で面接を開始しました。
『彼は、次から次へと次々と私に質問を投げかけ始めました。約15分後、私たちは本当にデザイン、哲学、その他多くのもので意気投合しました』
結局、フォーストール氏は、Microsoftからの申し出を断りましたが、翌日、奇妙なメッセージを受け取りました。
「翌日、私は自分のアパートのドアを開けました、外には、箱がありました。私はそれを開けました、そして中は魚でした」とフォーストールは思い出を語りました。
箱は、Microsoftから送られたものでした。その箱にはシアトルのパイクプレイス魚市場からのキングサーモンが入っていました。その意味するところは、カリフォルニアのベイエリアに引っ越すと送られてきたような高い品質の魚を購入することができないということでした。
フォーストールは魚を料理し、その夜に食べました。その後、彼は次の20年間、NeXT、次にAppleで勤務しました。 フォーストール氏は、2012年にAppleを去りました。
(via AppleInsider)
Last Updated on 2020年5月23日 by Editor
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