iOS 7(2013年9月公開)で採用されたシンプルな「フラット・デザイン」は、iOS 6まで採用されていた現実世界に似た立体的なデザイン「スキューモーフィック・デザイン」とは、正反対のシンプルで平板的なデザインです。
このフラットデザインの採用では、Apple社内では大きな対立があったようです。
Appleのデザイン責任者のジョナサン・アイブ氏は、「フラット・デザイン」採用派で、当時のiOSのソフトウェア担当責任者のスコット・フォーストール(Scott Forstal)氏は「スキューモーフィック・デザイン」の継続を主張していました。
結果的にiOS 7で初めて搭載したAppleのオリジナル「マップ」の大失敗がきっかけで、フォーストール氏はAppleを追われたと言われていますが、本質的にはアイブ氏とフォーストールの権力闘争だったようです。
今でも、古いiPhoneを見ると「スキューモーフィック・デザイン」は、少々古くさく見えますが、フラットデザインにも飽きてきたので、より現代的に「スキューモーフィック・デザイン」をアレンジできないものかと思ってしまいます。
その「スキューモーフィック・デザイン」をiPhone Xが採用したイメージをTwitterユーザのSimeon(@twolivesleft)が公開しています。
So I hear you want some iOS 6 with your iPhone X pic.twitter.com/RrHPfGXwVH
— Simeon (@twolivesleft) 2017年10月23日
最新テクノロジーを使ったiPhone Xと少し古くさいような「スキューモーフィック・デザイン」がアンバランスで、結構魅力的です。
さて、iOSは、いつ新しい「スキューモーフィック・デザイン」に戻るのでしょうか?
「オリジナルマップ」失敗の責任をとってAppleを追われたiOS開発責任者の「スコット・フォーストール氏」が久々に表舞台に登場
Last Updated on 2017年11月17日 by Editor
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