Strategy Analyticsの最新調査(8月2日発表)によると、2017年第2四半期の世界市場におけるウェアラブルデバイスの出荷台数は2200万台に達したとのことです。Xiaomi(シャオミ)は17.1%の市場シェアを獲得し、ウェアラブルベンダーのFitbitとAppleを抜きトップの座に立ちました。
2016年第2四半期の世界のウェアラブルデバイスの出荷台数は、2017年第2四半期に2,160万台に達し、2016年第2四半期の2,000万台から8%増加しました。その多くが中国の低価格フィットネスバンドとアメリカ製ののプレミアムウォッチです。
Xiaomiは2017年第2四半期に370万台のウェアラブルを世界中に出荷し、2016年第2四半期の出荷台数である300万台から23%増加しました。
Xiaomiは17%の世界市場シェアを獲得し、FitbitとAppleを追い越しウェアラブルベンダーのトップに立ちました。
XiaomiのMi Bandフィットネストラッカーは、競争力の高い価格設定、心拍数モニター、歩数計、カレンダーアラートなどの豊富な機能により中国では非常に人気があります。
Fitbitは2017年第2四半期に全世界の16%の市場シェアで、340万台のウェアラブルを出荷しましたが、今年は前年市場シェアの28.5%から15.7%へと半減し、特に落ち込みが激しいメーカーです。
Fitbitは、Xiaomiが販売しているローエンドのフィットネスバンドと、Appleが販売するハイエンドのスマートウォッチとの間に挟まれ市場でのポジション取りが難しくなっています。
Appleは2017年第2四半期に世界で280万台のApple Watchを出荷し、2016年第2四半期の180万台から56%の伸びを示しました。Appleの2017年第2四半期における市場シェアは13.0%と、ウェラブルのカテゴリでは低価格のXiaomiに負けています。
Appleは、この秋に健康管理機能を強化した「Apple Watch Series 3」を発売する予定ですので、今年の後半はAppleの巻き替えしが予想されます。
(via Strategy Analytics)
Last Updated on 2017年8月3日 by Editor
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